ボルフスブルクはグループステージ突破の確率を自ら低くしてしまった。さらに神様も味方してくれなかったのか、次対戦のマンチェスターUtdが恐らく本気度を高めて戦ってくる。
26日は26:15からスカパーにて、
CL「CSKAモスクワ×ボルフスブルク」を実況。
2位ボルフスブルク 勝ち点 7
3位CSKAモスクワ 勝ち点 4
ボルフスブルクは引き分け以上でグループステージ突破
CSKAモスクワは勝てば、最終節へ可能性を残す。
そんな状況で始まったこの試合。
前半19分、長谷部からマルティンスがパスを受け、反転しながらジェコへスルーパス。ボルフスブルクが先制。この1点でかなり楽になったボルフスブルク。
そのまま前半は1-0で終るのだが、今季なかなかないくらいの守備の落ち着きをボルフスブルクは見せ、逆にCSKAは勝つためには点取らなければいけないのだが、点を取る意識が薄く、右サイドのキーマン、セルビア代表のクラシッチが独力で打開するのみだった。
この守備の安定は長谷部がもたらしていたと言っても過言ではない。任された右サイドでは、攻撃的なSBとサイドハーフを分断し、中央から左サイドまでも出張して、守備にまわっていた。
もし後半にCSKAがあわよくば1点を取り追いついたとしても、前半の流れからいえば、ボルフスブルクのベスト16入りは固かっただろう。付け加えれば、CSKAモスクワは後半に一人もメンバーを変えてこなかったわけだし。
ところが!!
後半の初めから、CSKAは前半に使えなかった左サイドを活用してくる。左SBのシェンニコフがいきなり高い位置を取り始め、長谷部と対峙する前にうまくボールを預け、自らもさらに攻めあがっていく。
この対応をボルフスブルクがする間に、今度はサイドチェンジを使って、右のクラシッチ、さらに右サイドのAベレズツキも攻撃に参加し、守備陣を揺さぶり始める。
正直、ブンデスでも失点数がワースト4のボルフスブルクにとっては、この揺さぶられ方はそうとう厳しかった。
53分、追加点になるはずだったマルティンスのゴールがオフサイドで惜しくも取り消されたとはいえ、58分ネチィトの同点ヘッド、62分ジャゴエフの逆転ミドルは必然だったともいえるだろう。
これで勝ち点7で並んだ両チーム。
当該の得失点差でボルフスブルクのほうが有利とはいえ、最終6節、ボルフスブルクはマンチェスターUtdとホームで、CSKAモスクワはアウェーでベシクタシュと対戦が組まれている。
ボルフスブルクは勝てば他会場の動向に関係なくグループステージ突破が決まるのだが、相手はマンチェスターUtdだ。しかも、運の悪いことに(ポジティブに考えれば1位通過の芽が出てきたのでいいことかもしれないが・・)、この日の試合でマンチェスターUtdはベシクタシュに敗れ、グループ1位通過確定をさせることが出来なかった。
次節マンUが1位通過のためには引き分け以上、または負けるならば0-1の場合のみが条件となる。つまり、マンUも本気度がかなり高い状態で最終節を戦うことになった。
ただ精神的には有利のCSKAも、ベシクタシュに3位=ヨーロッパリーグ参戦の芽が残っていることと、トルコの独特のスタジアムの雰囲気を考えるとどう転んでもおかしくない。
期せずして大変な盛り上がりを見せることになったB組のグループステージ最終節。今からドキドキです。