2009年3月アーカイブ

オープン戦終了

今日、福岡から千葉の自宅に戻ってきました。今回福岡で泊まったホテルにネット環境が整ってなかったので、家に戻ってきての更新です。

なかなかに中身の濃いここ最近でした。ここ3日間は、ソフトバンク×広島のオープン戦3連戦実況。ホークスの3番松田が今季チームにもたらす重要性をテーマにしゃべりましたが、今日の1,2打席はそのあたりの実況がはまったかな。本多、川崎でつくった2度の無死1,2塁の場面。初めは追い込まれての右打ち、次は送りバント。2日前の盗塁の仕掛けなど含め、去年までとは違う多彩な攻撃パターンが期待できそうです。

今年はロッテ4試合、ホークス3試合、オープン戦を実況して、両チームの現状をうまく理解した状態でシーズンインできそうです。

いよいよ金曜開幕。僕は「ロッテ×西武」から今シーズンがスタートします。千葉マリンの天気がいいことを祈るばかりです。

ちゃっちゃっと総括めいたことを・・

ダブル・ビー・シーが終りました。

日本の連覇。

日本以外の国もかなりの数実況して感じたことを忘れないうちに書いておくと。

日本と韓国以外の国はもっと「アタマ」を使って野球をしたほうがいいんじゃないかってこと。

よく小技とか機動力とかがパワーに勝ったなんてことをいわれるけど、それも試合の中でどのように使うかが重要で、日本は他国よりそれが勝っていたから連覇したのだろう。

あまりに他国の野球は大雑把過ぎて、日本の考えられた野球を見慣れている人からすると発展途上国のようにさえ見えてくる。

とはいえかつて「ドジャースの戦法」をV9時代のジャイアンツ・川上哲治監督が導入しようとしたことなどから、最初はアメリカのほうが頭を使って野球をやっていたのだと思う。

しかしいつしか日本人のほうが、体格やパワーで劣る分、より頭を使って色々と勝つための方法を考え始めたのだろう。一方、アメリカはそこまでの細かさは必要としなかったのだろう。

配球だとか守備位置だとか、点差やボールカウントによる作戦の変化など、僕もアナウンサー駆け出しの頃勉強した。そこで行き着いた?のは、ある程度の力量までいったら、「アタマ」がいいほうが勝つ。逆に言えば、「アタマ」がよければ、ある程度は補えるということ。

恐らくメジャーリーガーを多数そろえている国が、野球アタマをもっと磨いたら、日本も韓国も太刀打ちできなくなるんじゃないかと思う。(もちろん今も備わっているだろうけど、日本人みたいに緻密に考えていけたらということ)

よくメジャーは、パワーパワー言うけれど、小技や機動力をとっても日本人よりその点でも身体能力が優れている選手はたくさんいるだろうし、要はその道具をどう使うかだろう。あとそういう「考える野球」=「頭が疲れる野球」を、選手や監督やファンがしっかりと受け入れてくれるかもポイントだろう。

はっきり言って、考えながらスポーツをやることほど(見ることほど)楽しくないことはない。小さい頃、そうだったように、投げてきたから打つ、飛んできたから取る、打ったから走る。見ているほうはそれを楽しむ。恐らくアメリカの人たちはそっちのほうを好むんじゃないかな?

そのあたりの国民性が、「考える野球」を受け入れられるかどうかに一番関わってくるのだと思う。日本は受け入れられるというか、そういう勝つために細かいことを考えるのが大好きな国民性だけどね。(今の若い人は多分そうじゃなくなっている気もするけど)

ワンセグ携帯使ってる?

今日はロッテ×日本ハムのオープン戦の実況でしたが、試合中に不愉快な出来事も起きました。

ちょうどWBCの決勝戦も行われていたので、ワンセグ携帯でテレビを見ながら2つの試合を観戦というファンが本当に多かったのですが、WBCが延長に入り日本が勝ち越した瞬間、「おーっ」という歓声が!

マリンスタジアムではちょうど打者がサブローだったのですが、この試合とは全く関係なく起きた歓声に投手も含め???。集中力がそがれたかどうかはわかりませんが、その直後あっさり凡退しました。

ただそれはまだ許そう!点が入ったら、そりゃ「おぉ!」とか「おし!」とか叫びたくなるわけで、そういう人が大勢いたら、それはもう、ひとつの声の塊となってマリンスタジアムを包むでしょう。

それ以上に僕が腹に立ったのは、日本が優勝した瞬間、マリンスタジアムで拍手が起きたことです。それもまたやはり試合途中で、打者は今度はバーナムだったか?打席を外しました。

オープン戦だからまだいいでしょうが、これが公式戦でもし試合を決める場面だったらどうでしょうか?

目の前の試合に集中しろとは言いませんし、他のことをしていても一向にかまわないのですが、真剣に今試合をしている選手たちを邪魔してはいかんですよ。そのイニングが終ったあと、マリンスタジアムのビジョンにもWBC速報が出ましたが、そこで拍手をすればいいわけで・・・

確かに今までも、優勝が決まる試合で、ラジオを聴いている観客から歓声が起きたりすることはあったけど、それは優勝が決まったという合図みたいなもので、決して今の試合を邪魔をするものではない。

こんなことが起きるようになったのも、ワンセグや携帯WEBの普及ですよね。正直、こんなにいっぱいの人がワンセグを使っているとは思わなかったけど。

この話に関連して、07年鹿島アントラーズが逆転優勝を飾った時の話。

あの時は、シーズン最終戦で浦和レッズが横浜FCに負けない限り、アントラーズの逆転優勝はないという状況でした。アントラーズからすると目の前の試合に勝って、あとは神に祈るだけ。

カシマスタジアムのサポーターからすると目の前の試合も応援をするけど、浦和の経過も気になるところ。もし大量点を浦和が取ってリードしていたら、自分たちが勝っても望みはないわけで、応援のボルテージも下がったことでしょう。しかもその雰囲気を敏感に選手たちは感じ取るでしょうから、「あぁがんばっても無理かなぁ」なんて思いもしたでしょう。

前日の練習後、報道陣に対し鹿島のオリヴェイラ監督は言いました。「サポータの皆さんには携帯電話のスイッチを切って応援して欲しい」。あの日実況していた僕もサポータと同じ気持ちになるために他会場の経過は聞かずに実況を続けました。

90分間を戦い清水に勝った鹿島は、その直後カシマスタジアムのビジョンに映し出された「横浜FC×浦和」のテレビ画面を見て自分たちにまだ優勝の可能性があることを知りました。

後半ロスタイム横浜FCがリード。

あとはスタジアムが一体となってカウントダウンをするだけでした。あのときの興奮は今でも忘れられません。

オリヴェイラ監督がサポーターに対して号令をかけたのも素晴らしいことでしたし、それを忠実に守ったサポーターもさすがでした。それがまさにあの逆転優勝をさらに感動的なものにしたのだと僕は思います。

タダじゃでおつりがくるな・・・

きのうとは打って変わって寒い1日になりました。

今日は今からセルティックの試合の実況でお台場のスタジオへ向かいますが、昼間実況した千葉マリンの「ロッテ×西武」の話しをメモがてらちょこちょこっと。

今日はいいものを見ました。ロッテ先発の唐川の投球。風速12メートルの悪条件でもコントロールよく無四球の投球。本人も「投げたい所にしっかり投げられました」と手ごたえを語りましたが、特に「おぉっ!」と思ったのは、右打者の内角から曲げてストライクにするスライダーと、同じ軌道だけど、左打者の外からカウントを取りに行くスライダー。これにチェンジアップや独特のカーブなどを交え、打者に的を絞らせませんでした。

課題としていた走者を置いたピッチングも、クイックで安定した投球を披露して栗山を一ゴロ併殺。リズムを乱すそぶりもありませんでした。成長どころか、ベテランの領域に足を踏み入れたかのような投球に今日はホント、タダで(いやギャラをもらってか!?)見られて最高でした。

打者でもランビンがセンターから左中心の打撃を、左打席で見せ2安打。キャンプ、OP戦とこれまで僕が見た中では全く印象に残っていなかったところから、一気に楽しみな存在に変わりました。心配していた橋本将にも適時打が飛び出し、次のvs日本ハム戦とvs中日戦、さらには開幕3連戦の実況に向け、大きな収穫を得た一日になりました。

それでは、今からセルティックの試合をしゃべりに言ってまいりマース。

春は近いがまだ遠いみたい

20090321115823.jpg 季節の話じゃなく、サッカーの話です。今日は「横浜Fマリノス×柏レイソル」の実況で日産スタジアムへ。

その道すがら・・・

普段は東関道-首都高経由で、横浜に向かうんだけど、市川の辺りから自己渋滞だったんで、それを避け、初アクアライン!しかもちょうどアクアライン通行料1000円の日と重なりましたっ。

僕の向かう方向はす~いす~いでしたが、逆方向は渋滞。海ほたるも満杯と、話題に乗り遅れたくない人?でいっぱいだったようです。

さて、本題に戻ります。

今日中継したマリノスもレイソルも開幕から2戦勝利なし。そして今日の結果も3-3の引き分け。マリノスからすると3-1でリードしていた試合を落とした感が強いし、レイソルは後半よく盛り返したけど、もしかしたら大逆転までいけたかも。ともに勝利が近くまできていながらまだ遠かったという試合でした。

しかしマリノスの前半を見る限り、第1節の広島戦より第2節の清水戦、そして今節の柏戦と攻撃の連動はあきらかに良くなっている。狩野も兵藤もよく動いて怖さを見せていたし、両サイドの清水と小宮山もいいクロスやスペース付いてあがるなど攻撃に厚みがあった。

レイソルは高橋監督が試合後話したように、「後半のああいう姿を前半から見せてくれれば」もっといい戦いができただろう。それにしてもフランサのところであれだけ収まるのだから、もっとうまく使えたら相当面白い。

両チームとも、1試合を戦って勝利を得るには、まだ確立されたものがない感じですが、1試合1試合春の訪れのようにじわっとじわっとは来ているようなので、もうしばらく開花を待ちたいところです。

あと・・・、花粉症の季節が過ぎ去るのも待ち遠しい。今日は思うように通った声が出ず、鼻の状態が思わしくなかったのが反省点です。

シーズンイン準備

まさに近況報告です。

日本は勝ち進んでますが(「侍JAPAN」という響きははなんか僕の中ではしっくり来ない)、僕の中のWBCは終わり、きのう辺りから、プロ野球とJリーグの準備に本格的に取り掛かりました。

ルーティンワークというと聞こえは悪いけど、毎年シーズン通じて、中継や取材に取り組んでいるスポーツは、その年ごとに選手それぞれのドラマがあって非常に興味深い。

例えば、あす中継を担当する「横浜Fマリノス×柏レイソル(SkyPerfecTV!)」のメンバーだけ見ても、マリノスでいえば、DF松田が去年の減俸のシーズンからまさに這い上がった1年だったのを改めて感じたし、シーズン終盤の狩野健太のキレキレぶりを実況したのもよくおぼえている。思い返せば、彼は前半戦はケガで棒に振っていたのだ。

一方、レイソルで思い出すのは、村上佑介のデビュー戦ハットトリック。NACK5スタジアムであの瞬間を目の当たりにし衝撃的だった。今季の名鑑を見ると「あのときのことは忘れて謙虚な気持ちで臨む」とある。逆にわずか1試合の出場停止がきっかけでポジションを奪われてしまった苦労人・蔵川洋平。彼の逆襲もまた今季気になるところだ。

気持ちがのっていない時は特に資料作りは大変だけど、選手一人一人の去年までのシーズンを思い出しながら資料を作成していると、試合を中継するにあたってのドラマが頭の中にふくらみ始めわくわくしてくる。同時に自分も頑張んなきゃなぁ、という気持ちにもなってくる。

明日のJリーグを皮切りに、プロ野球オープン戦、公式戦と、僕の中では「いよいよだな」という気持ちが高まってきました。なんとかすんなりシーズンインできるように、とりあえず今日は千葉ロッテの資料準備に取り掛かります。

*追伸*
プロ野球のロッテ,西武,ソフトバンクと中継の日程が決まり始めましたので、来週中にはスケジュールにてアップします。横浜も決まりましたが、5月からですので今回はまだアップしません。

ネット向けのしゃべりとは・・・

WBCのお仕事真っ盛りの中、合間を縫うように千葉マリンで「ロッテ×ソフトバンク」のオープン戦を実況してきました。

ともに自分が毎年担当している球団なので、キャンプ取材もみっちりやってきましたし、今までの蓄えもある分、正直準備的にはやや不足してはいましたが、つつがなく終了しました。ホッ!!

ところで今回僕が中継を担当するオープン戦(ロッテ主催4試合ソフトバンク主催3試合)のほとんどは、いわゆるテレビ放送ではなくブロードバンドを通じた中継となっています。※ソフトバンク戦はJSPORTSでも流れます

まず今回放送するに当り初めて知ったひかりTVで7試合中6試合が放送されます。そして7試合すべてで、携帯電話で視聴可能になっています(シーズン中も視聴可能)。※ただパケット無制限にしていないと大変なことになる!

どうやらこの携帯電話のサービス「プロ野球24」は、去年もあったようなのですが、自分の放送が流れているとは全く知りませんでした!(現場もディレクターも知らなかった・・・)

ここ数年、自分の放送が、テレビだけでなく、インターネットで見られたり、携帯電話でも視聴可能になっていて、すごい時代になったと思うと同時に、放送している側も自分の放送がどこで流れているかがわかりにくい時代となっています。

一方、メディアの多様化といいつつ、流れているものは結局同じ放送(実況も解説も同じ)。しゃべり手としては、違うメディアに向けたしゃべりも本来は求められるところですが、なかなかそこまで対応できていないのも実情です。

例えばラジオとテレビという違うメディアで中継をやる場合、明らかに意識を変えていたのは、ラジオに関しては、①得点を頻繁に入れる②これまでの経過を頻繁に説明する③描写を細かくするなどです。逆にテレビでは見えている部分はしゃべらない。見えない部分や情報を多く入れていくなどです。

ではネットや携帯電話で見ている人に対しては、普通のテレビとはどのようにしゃべる意識を変えていったらいいのでしょうか。

ラジオとは違うので映像は見えます。だから実況そのものに大きな変化は加えなくてもいいのかもしれませんが、視聴スタイルがだいぶ異なるのかな?と想像したりします。

自分もネットでたま~に見ることはありますが、テレビのようにジーッと見ていることはほとんどありません。携帯電話ならなおさらでしょう。むしろ音声中心に聞いている感じかもしれません。あとテレビ以上に途中から見て途中で切って、ということが頻繁かもしれません。となるとその試合の流れなどをテレビ以上に頻繁にしゃべっておいたほうがいいのかな?とか考えたりします。でもネットなら、他のサイトですぐに得点経過を見られるのかな?なんて思ったりもするわけで・・・

ラジオ時代からテレビ時代に移行する上で、先達のアナウンサーたちが試行錯誤してきた歴史は、昔の文献で読んだ(実は僕の卒論のテーマでした)ことがありますが、もしかしたらそれと似たような時代に入っているのかもしれませんね。

水戸

スカパーでの今季Jリーグ中継は、J2水戸戦(対徳島)から。
(本当は大宮の開幕言われたけどNACK5の中継があったので・・・)

今日は、1971年生まれの同級生2人が、同じく1972年早生まれの監督が指揮するチームを中継するという記念すべき放送でした。すなわち、解説は元日本代表攻撃的SB名良橋晃さん(SBの視点の解説が新鮮でした!)、監督はもちろん水戸の木山隆之監督。

でも試合前、木山監督に先日のプレスカンファレンス以来、色々話を聞いたんだけど、同学年とは言いつつ、監督と実況という立場なんで、変にタメ口というわけにも行かず、木山さんはわざとか?多少崩し気味にしゃべっていたところも途中からあったけど、こちらが「崩すのはどうかな~」と思いとどまってしまいました・・・

さて、去年も水戸の初勝利(=木山監督初勝利)を僕がしゃべりましたが、今年も結果的に水戸の今季初勝利となりました!

しかし去年の勝利とは比べ物にならないくらい充実した内容のサッカーだったように思います。特に2トップ。2年目荒田と新加入の高崎のコンビははまっていました。

前節東京V戦で安定していた徳島のDF陣のギャップを荒田が狙う、狙う。高崎は高さを生かして起点となり、ほとんどのハイボールに競り勝っていました。前半に高崎が相手陣中央で高さで前に落とし、そこを荒田が抜けていたチャンスシーンなどは秀逸でした。

得点は今季は左MFに回っている遠藤がPエリアでうまく持ち替え左足でシュート。プロ初ゴールを3年目でついにゲットしました。

中盤の組み立てにはやや物足りなさは感じましたが、新戦力の2人(森村昴太,キム・テヨン)ということでまだしょうがない部分もあるでしょう。もし今季鹿島に行ったパク・チュホ、すでに去年からいなかった横浜FMの小椋がいたらすごいことになっていたかも・・・

攻撃的な木山サッカーが今季は早くも第2節からでき、しかも結果となって現れました。第4節でまた水戸×東京Vを中継しますが、「第1クールのスタートをよくしたい」と語る木山監督のもと、まずは最初の目標3月勝越しなるでしょうか。楽しみです。

デカスター、でかした

WBC第1ラウンドの敗者復活2回戦「オランダ×ドミニカ共和国」の野球史に残る試合を実況できました。
 
まさか、オランダが2度もドミニカを敗ることはないよなと思っていたからびっくり!まずは日刊スポーツの記事から。
 
◆オランダが延長戦の末に強豪ドミニカ共和国に逆転サヨナラ勝ちし、第2ラウンド進出を決めた。0-0のまま、延長戦に突入し、11回表にG・キングセールの失策でドミニカに先制されたが、その裏、G・キングセールの適時打で同点、2死一、三塁から4番Y・デカスターが一塁強襲の安打を放ち、オランダがサヨナラ勝ちした。11日の1、2位決定戦でプエルトリコと対戦する。ドミニカ共和国は、先発U・ヒメネスが4回10奪三振のWBC記録をつくる好投を見せたが、1回戦に続いてオランダに連敗。まさかの第1ラウンド敗退となった。

 

誰もが考えるサヨナラ安打のデカスター「でかした!」という駄洒落。
打った瞬間、実際言いました。

「フェアだフェアだ。デカスター、でかしたー!」

 こんな劇的な場面で、何を言っているんだとおっしゃるファンも大勢いると思います。正直、自分もその一人です。

普通、この場面で言ったら、笑ってもらうというより、水を差すなと。

しかし、あえて言ったのは、日本の試合じゃなかったからというのが大きいです。日本代表の試合はもちろん、プロ野球や高校野球では絶対にこんな大事な場面では駄洒落は言いません。今回は、直接日本とは関係ない国同士なので、遊びごころがあってもいいかなと思ったわけです。

ただ打った瞬間のコンマ何秒かの中で、あまりに駄洒落と分かる言い方をしたら、本当に引くなと思い、気にしていなかったら、耳を通り過ぎてしまうような感じの言い方にしようと、

「でかした」の「し」を少し、「す」気味に言って、あえて強調はしませんでした。何気なく聞いていたら、「デカスター」を連呼しているような感じに。

事実、数人から、あれは「でかした」なのか名前を連呼したのか確認されました(笑)

別に批判をされたとか賞賛を受けたとかいうわけじゃないけど、こんな風に色々な判断の元、発する一言一言は考えて実況しているんだよということを今回は裏話としてお伝えしたかったのです。

「ありえない対決」も実況してます

WBC東京ラウンドも終わり、ほっとする暇もなく、
今朝はプールB、メキシコで行われている「メキシコ×南アフリカ」の実況でした。
そして今は、明日の「ドミニカ共和国×オランダ」の実況に向けて準備中です。

と、ふと一息入れつつネットサーフィン(何かこの言葉も死後っぽいが・・)してると、
以前ご紹介したCMナレーションの作品がサイトにアップされてました。

スポンサーなどの関係上、ぼかしてしかご紹介できませんが、
キャラクターが野球で対決するという現実にはありえないシチュエーションを実況してます。

機会があれば見てください!

春だなぁ~

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  20090308135048.jpgのサムネール画像今日は、昼はJ1開幕
「大宮アルディージャ×清水エスパルス」のラジオ実況(on NACK5)でした。

「わくわく」という言葉は古臭いけど、
やっぱり新シーズンの開幕は「わくわく」する。

10度を切る肌寒さでも、この「わくわく」感は明らかに「春」だ。

今季の大宮は、新戦力や芽が出始めた若手がスタメンを勝ち取っていることもあり、
とくにどんなプレーをするか「わくわく」していた。

試合は0-0のスコアレスドローも、
特に目立ったのはFW藤田祥史。

鳥栖から今季移籍してきたけど、
鳥栖時代も何度か見ていてセンスを感じるストライカーだったが、
今日、実況しながら、よりそのゴールに向かう姿勢に魅力を感じた。

前半の真ん中当りか、
ペナルティエリア手前で2人のDFを背負いながらも、
味方のサポートがないと知るや、強引にでも自らトラップして、ハイボールをボレーシュート。
シュート自体は2階席に飛び込むようなものだったが、
あのあきらめない姿勢は今までの大宮にはない気もした。

さらに後半目だったのは、前線からの守備。
とにかくチェイシングを欠かさず、最後は足をつって、後半42分頃に交代。
まさに完全燃焼!

サポーターの試合後のコールも真っ先に「藤田」コールだったのが、
すべてを物語っているだろう。

DFの新加入マトも長身というだけでなく、
狙いを定めたDFで相手の攻撃を摘み、あのヨンセンに後半はほとんど仕事をさせなかった。

結果は引き分けでも、まずは明るい大宮の09年の出だしだったことは間違いないだろう。

歴史的勝利を分かち合えました

WBC日本代表が2連覇へ向けて順調な戦いをする中、
僕が今日、実況を担当した「中国×台湾」

実は、千葉ロッテが優勝した第1回アジアシリーズから、
中国代表の試合を毎年のように実況してきました。

それこそ05年初めて見た時は、
とてもじゃないけどプロリーグ(02年設立)のある国とは思えない稚拙な野球、
非力な打撃が目立っていました。

当時の彼らの目標は北京五輪でしたが、
北京で1勝など難しいのではと思うほど、日本・韓国・台湾から立ち遅れていました。
※北京では中華台北を延長サヨナラで破り大きな国際大会初勝利

しかし毎年11月のアジアシリーズで1年ごとにに彼らを見ると、
確実にレベルアップしているのです。

そして今年、第1戦の日本戦やその前に行われた強化試合を見ても、
明らかに守備力のアップ、打撃技術の向上が見て取れました。

唯一投手陣の駒不足やスタミナ面が気になるところでしたが、
きのうの台湾戦は、台湾が確かにベストな代表選手を選べなかったにせよ、
呂建剛投手(かつて中日に在籍経験あり)の緩急と内角をうまくつかう投球で、
試合を中盤までしっかり作ることができました。

打線は初回に足など機動力をうまく絡め、犠牲フライで先制点。
中盤には欲しいところで追加点。
そして、リリーフが少し危ないところもありましたが、
チェン・クン投手が再び流れに乗らせる投球を見せ、
その直後にレイモンド・チャン(アメリカ国籍ながら中国人の両親を持つ)、
のダメ押しともいえる本塁打で試合を決めました。

解説の内藤尚行さんは、プロ野球OB会の要請で、
中国の打撃投手など手伝いもここ数日されていたこともあり、
僕も内藤さんもやや中国応援モードでしたが、
実際歴史的勝利を収めるとおもわず熱いものがこみ上げてきました。

日本のプロレベルで言えばまだまだ差はありすぎですが、
技術向上とか、野球の発展という点では、
この中国チームの近年のレベルアップは、
素直に拍手を送りたい、そんな気がしました。

試みだされたときは・・

心乱されたときは・・・

と書こうとして打ったら、タイトルのような漢字変換に。

まだしばらく続きそうです。
が、時は過ぎていく。

しかも1年のうちで、
一番やらなくてはいけないことが多いこの時期
(Jリーグもプロ野球も開幕直前なので)だけに、
気にせずに仕事に没頭するのが中々大変!

PCと朝6時30分から今日はにらめっこが続いて、
(おかげさまでセルティックとバルセロナに関するルーティンワークは終了!)
やっと今から、気分転換も兼ね、
喫茶店に仕事の場を移そうと思ってます。

PCやら携帯やらが近くにあると、
かなりの誘惑が襲うので、
(PCはもちろん無駄なサイトも見てしまうし、
携帯は携帯で、電話だけでなくPCメールも転送されるので、色々と気になる)
携帯はわざと忘れていきます。

それにしてもキャンプ取材のとき、
携帯を自宅に忘れかなりの携帯依存症になっていることに気がついたよ。
大丈夫かな~(笑)

気がつけば、Jリーグの開幕も間近。

この前プレスカンファレンスで監督の取材はしておいたので、
多少気は楽ですが、喫茶店では大宮と清水の資料作成に取り掛かります。

嫌なことがあったら、仕事に没頭する、しかも楽しくなるまで集中してやる、
夜のWBC開幕「中国×日本」までには生き返っときます!

って、つもり。

 

かなり厳しいかな

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きのうはWBC強化試合「中華台北(台湾)×埼玉西武」のベンチサイドリポーター。

多分本戦では台湾の試合の実況をするので、
前日の巨人との強化試合からじっくり見ていたんだけど、
今回の台湾はかなり厳しいかな。

先発はまだいいとしても、
2番手以降の中継ぎはあまりにコントロールがなさすぎ。
きのうに至っては10四球。

ボールの質も日本のプロ野球の一軍でやっとやっていけるかどうかという程度かな。

打線は侍JAPANの山田投手コーチもきのう見た直後に話してくれたけど、
「ミートを心がけしっかりスイングする打者が目立つ」というように、
センター中心に打ち返す打撃は面白いと思ったけれど、
前日の巨人のグライシンガーのような好投手が出てきたら厳しいだろうな。

以前は台湾というと強打者、粗いイメージもあったけど、
今回はかなり小粒。

とはいえ思い切りよく振っていくところはやはりある。
西武の帆足が本塁打を打たれた後話していたように、
バッティングカウントでのストレートとか気をつければ大丈夫そうだ。


今日は、台湾の実況資料を制作している真っ最中なんだけど、
メンバーを調べていけばいくほど、
今回のメンバーはかなり厳しい。

今季からプロ入りする選手や、
海外でプレーしていても1Aで契約したばかりとか、
前回のWBCや北京五輪と比べてもごそっとメンバーが入れ替わっている。

例によって王建民(ヤンキース)は欠場、
郭泓志,胡金龍(ドジャース)、チェン・ウェイン(中日)ら実力者が辞退した他、
国内でも強豪チームが派遣に消極的だったこともあり、
あまりに見栄えのしないメンバーになってしまった。

メンバーがそろえば、韓国を脅かす、
それどころか日本だって脅かす可能性を秘めている台湾だけに、
今回のWBCはかなりもったいない気がした。

それにしてもきのう実況した節丸アナは、
台湾の投手が四球連発の時かなり実況がきつそうだったな・・・。

僕もそういった実況をする可能性を秘めているだけに策を練っておかないと。
きのうから心乱されることばかり起きるし、
そういうときにこういうテンポのない試合をやられたら相当ブルーになっちゃうからね。

WBC?西武?

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東京ドームで行われているWBC強化試合
「韓国×埼玉西武」を実況してきました。

侍JAPANのライバルチームのひとつである韓国代表は、
きのうハワイのキャンプから来日。
まさに今日、そのベールを脱ぎました。

日本戦登板も予想されるキム・グァンヒョンは3番手で登板。
思いもよらぬ3イニングも登板しましたが、
西武打線につかまるシーンもありました。

ストレートの走りも昨年の北京五輪ほどではなく、
スライダーもまだまだという感じに見えました。
しかし腕の振りがどの球種も変わらないところや、
まだまだ本気という顔でもなかったので不気味に感じる部分もありました。

野手では、4番に座ったキム・テギュンの豪快な2ランは目に焼き付きました。
西武先発の木村自身も悪いボールではなかったと話した外よりのストレート。
しかも追い込まれながら、右中間へライナーで勝ち越し弾。
さすが昨季の韓国本塁打王の貫禄でした。

でもそれ以上に、西武の大崎の活躍がものすごい!

イチローや青木のようなヒットメイカーになる可能性を秘めているのでは!?

森打撃コーチに聞いても、
もともとバットコントロールは良かった。
それをただ当てにいくだけでなく、しっかりと振り切ることを意識するようになって
打撃が良くなってきたと話していました。

心配は開幕まであと1ヶ月もあることですが、
この調子を適度にキープしながら開幕までいってほしいところです。

星野の投球も素晴らしかったし、
今年の西武ライオンズは、WBCの各代表以上に、僕の中では目立っています。

日本国内はWBCでもちっきりですが、
(まっ自分も多少かかわってますが・・)
昨日の深夜はWBCの仕事疲れも吹き飛ぶセルティック戦の実況でした。

最近10試合でわずか3勝、
しかもここ3試合引き分けに加えわずか1点だけと、
僕がセルティック番になってのここ4年で、
一番悪いともいえる状態だったセルティック。

前節の引き分けで首位の座も数ヶ月ぶりにレンジャーズに明け渡し、
現地メディアの情報を見ても危機感が漂い始めていた。
得点が取れないチーム状態を打開すべく、
リザーブチームのストライカーやパサーを起用するのでは、など
いろいろな情報が飛び交っていた。

それら全てを振り切ったのが中村俊輔のハットトリック!
前半2点を左右の足から放ったミドルシュートで奪うと、
放送ブースの解説の川本さんと僕も「あるかも!?」と色めきたった。

試合展開的にいえば、
1点目のあと、FWフェネホール・オフ・ヘッセリンクがPKを止められたことで、
1月以降の嫌な流れがまたか!?という中で、
中村俊輔が左足ミドルで追加点。
これが非常に大きかった。

後半はゴールラッシュで7-0まで行くわけですが、
誰しもハットトリックはFKで!という思いでいるところを、
絶好のポジションで決めてくれた。

ひさびさにエキサイトした放送ブース。

そういえば、2シーズン前のハットトリックも実況したなぁ、と思いつつ、
もしかしたらセルティック最後のシーズンになるかもしれない中での2度目の快挙にひたっていた。

今、読むと2シーズン前から、中村のゴールへの意識は高くなっていたことが分かる。

実際、昨季あたりからそれが実を結び始め、
特に昨日の試合は、試合開始から中よりでプレーして、
パス出し以上にゴールへの意識が高いと思えるほどだった。

チーム全体が、チャンスを作っても最後を決めきれないことが多いなか、
中村がそれをふりきるべく先頭に立ってゴールを奪う姿勢を示したようにも感じた。

スコットブラウンもマッギィーディーも、いつもよりアグレシブな動きを見せていたし、
チーム全体がようやく気持ちを入れて戦い始めたようにも感じた。

まだ2位という状況は変わらないけれど、
こういう姿勢が続けば、4連覇も十分狙えるだろう。

あとは、放送でも触れたけど、フェネホール・オフ・ヘッセリンクのゴールだけですな。