2009年6月アーカイブ

それでも記録上は完投

ロッテ3タテ食らわずに済みました。日曜日は「ロッテ×日本ハム」の実況。雨で29分中断した末の7回表開始前降雨コールドゲーム。

ロッテ先発の小野は、去年同様稲葉にはやられたものの(同点2ラン)、それ以外はカットボールやシュート、チェンジアップをうまく使い日本ハム打線を抑えていました。これで小野も2連勝。やっとのっていけるかな、と。

さて、小野の投球は、5月の西武戦で勝った時も実況していたのですが、あのときは左打者だけでなく右にもチェンジアップを使い三振を奪ったシーンがありました。

翌日本人に聞くと、その前の楽天戦からも右にも使ってみているという話でした。今までは右打者にはフォークだったけど、使える位のボールになってきたので使ってみたそうです。

そして、きのうは「2,3年前から使っている」左打者に対して、特に田中賢介のときに多用しているようにも見えましたが、試合後捕手の橋本の話では、「チェンジアップが以前より良くなっていてリードの幅が広がった」というコメントを出していました。

5月の時点では「もう少し精度をあげないと」と話していたチェンジアップですが、やはり右打者に対しても使い始めていた時点で、チェンジアップへの自信というものは芽生えていたのかもしれません。

今までのシュート、カットのピッチャーから、また違う一面を見せ始めた小野晋吾。これから夏場に向け、きっとゲームをしっかり作るピッチングを見せてくれそうです。あっ、そうそう3年ぶりの完投勝利(6回でコールドでも試合を投げきっていれば完投なんです)おめでとうございます!

国立競技場3度目

今日は、国立競技場の「FC東京×清水エスパルス」の実況でした。国立というだけで、選手だけでなく僕も燃えちゃいます。

5月くらいにスカパーからこの試合のオファーを頂いてから、この日を楽しみにしていました。まっ、去年も柏×川崎Fで国立のゲームはしゃべったりはしてるんですが、元々『国立競技場の天皇杯サッカー決勝』を実況することが学生時代からの夢(この夢はまだ実現されていないが)だったので、国立競技場の実況席に座れるというだけで、ものすごく幸せなんです。

国立競技場の放送ブースの初体験は6年くらい前だったのですが、このときの衝撃はかなりのものでした。かなり高いゴンドラ席が実況席になっていますが、座ってしゃべった人にしかわからない「日本で一番サッカーの実況をしやすいスタジアム」です。

高いところにあると普通は選手が見えづらくなるのですが、すこし放送ブースがせり出していることで実はピッチには近く、しかも微妙にピッチの中央に向かって角度をつけているので、わざわざ身を乗り出して遠いほうのゴールラインを見る必要もありません。選手の判別が信じられないくらいしやすいつくりになっています。

さすがは東京オリンピックのために作られた競技場。しかも1964年の時点で、これほど放送席に気を配った競技場を作っていたというのが、驚きです。最近できた競技場や球場は、むしろ放送席は2の次みたいなところが多いんです。オリンピックだからすごいものを作れたのか、それとも最近の競技場の設計があまりに放送関係者と連携をとっていないのかはわかりませんが、やはり国立競技場は日本一のスタジアムだなと行く度に思うわけであります。

記録しゃべりたかった・・・

どんな実況アナでも最高の舞台をしゃべりたいと常日頃思っている。僕も、アナウンサーになりたての頃は強く思っていた。そして日本シリーズや、優勝の瞬間(ダイエー,鹿島アントラーズ,セルティックなど)、あるいは開幕ゲームなどをしゃべらせてもらう光栄にその後預ると、今度は自分の力ではいかんともしがたい「大記録」をしゃべりたいと願うようになる。(もちろん優勝の瞬間とかは今もしゃべりたいですが)

そのチャンスがついにきのう訪れた!

プロ野球においては、03年にダイエーの優勝を実況してからは、常々次の狙いはノーヒットノーランと言い続けてきた。3年前くらいか、斉藤和巳の1安打27人締めという珍しい試合を中継したことはあったが、やはり無安打とは全く違う。

そして、きのうの「ロッテ×日本ハム」戦。ダルビッシュが7回までノーヒット。多少スライダーのコントロールがままならぬ面もありはしたが、十分に達成する雰囲気は漂っていた。

しかし8回にロッテの先発小林宏之が交代すると、リリーフが打ち込まれ、8回の日本ハムの攻撃がかなり長くなった。しかも得点が3点入り、緊張感もやや薄れるなど、あきらかにノーヒットノーランが達成されにくい試合展開となってしまった。

ダルビッシュは、ベンチ前での長いキャッチボールの末、それまでとはちがうリズムに陥ったのか、(実際は本人はそうでないかもしれないが)あっさりサブローにヒットを打たれてしまう。ダルビッシュなら多少リズムが崩れてもやってのけるんじゃないかという淡い期待は見事に裏切られてしまった。

まさに嫌な予感的中だったが、もし達成しなくてもできれば9回までこの緊張感を味あわせてもらいたかったのが8回始まる前の僕の心境だった。

6回くらいまでの無安打は過去何度も実況したことがあるけど、さすがに7回を乗り越えると実況もそうとう意識はしてきた。よく言われる「ノーヒットノーランは過去何人」とか話し出すと記録が途切れるのであえて言わずに、一方で、最初からノーヒットという言葉を多用して「何気なく」使い続けるなど工夫?をしていたのだか全く効果はなかった。

とおもったら、放送席横のディレクターが、「ノーヒットノーランはいつ以来」だとかカンペにその回書いていた!全体のコンセンサスがまったくとれていなかったと反省・・・

次なるチャンスはいったいいつ訪れるだろうか。でも、家できのうの試合は録画していなかったので、少しほっとしたカトウギョウであった。

交流戦休み

セ・パ交流戦が終った。特定のチームを中心に放送しているアナウンサーからすると、本当に面倒くさい時期がやっと終わりを告げてくれたというところだろう。福岡しかり、北海道しかり、名古屋しかり。

知り合いのアナウンサーはみんな年に1度か2度しか実況しないチームの資料をこの3ヶ月はずっと付けてきている。それでも交流戦が5年も経つと、みんな割り切るもので、相手チームは1夜漬け的な(実際は1週間漬け位かな)勉強で済ませ、お茶を濁すツワモノも多い。

かくいう私は、それなりに普段から取材している球団(ソフトバンク、ロッテ、西武、横浜)が多いので、そこまで困りはしないが、逆の悩みもある。担当以外のパ・リーグのチームの動向が欠落しているのだ(もちろんデータは毎日つけているので大体はわかるけど)

まもなくリーグが再開するが、やっぱりパ・リーグが多い僕の場合、交流戦で担当球団以外のパのチーム、日本ハム、オリックス、楽天、この3球団は1ヵ月半ほんんど見ることがない。横浜を実況するようになって、多少は見る確率は上がったが、それでも今年の交流戦で見たのはこの3チームの中ではオリックスだけ。

そこへきて、リーグ再開の最初の実況は「ロッテ×日本ハム」。幸い北海道に仲のいいアナウンサーがいて、彼がマリンにも来るようなので助かるが、毎年6月後半はこういった悩みが出てくる。さらに交流戦休みの4日間はそれを克服する期間にしてくださいとでも言わんばかりだ。

とはいいつつ、実は、この休み期間は、バスケット(NBA)の準備に追われ、昨日今日とPCの前で翻訳作業。PCに向かって仕事をするのが僕は大嫌い。でも、メールを小刻みにチェックすると、そのNBAの仕事を一緒にするディレクターさんから資料のメールが届いて、鈴木さんも今がんばっているんだと励みになったり、また大学の後輩のブログが更新されたのを見て、ちょうど同じようにPCに向かっていたんだと思ったり、色々空想旅行??で気晴らしもできることを発見。

昼ごはんを食べて、また2,3時間がんばってみます。

 

NACKの中継では無敗なんです

今日は、NACK5の中継で大宮へ。「大宮アルディージャ×京都サンガ」。久々のサッカーに気持ちはウキウキ(死語?)

大宮はやっと勝つには勝ったけどね~。前半に追加点を挙げておけば、とかいうレベルではない。前半の京都が、僕が10数年サッカーをしゃべってきた中でもこんなひどいチーム見たことが無いくらいの内容だったので、圧倒せねば。

しかも後半は、前半終了間際に1人退場者が出た京都が、予想通り立て直してきたので、それを上回るものが必要だったにもかかわらずなかなかエンジンがかからない。

解説の清雲さんは盛んに「自信がない」という言葉を口にされていたが、ナビスコ3連敗16失点のダメージは、想像以上にアルディージャの選手たちの心に刻み込まれて、失点を怖がることになっていた。

リーグ戦もまだ2/3がスタートしたばかり。結果も内容も求められる時期だとは思うが、今日の内容では次のジェフ戦は非常に気になる。それでも唯一良かったのは、結果が出たこと。勝利は最大の薬というが、この1週間は前向きな気持ちで内容の修正にのぞめるだろう。

ちなみにタイトルの「無敗なんです」。今年NACK5で中継した大宮戦は2勝1分と、実は負けていないんです!それでも今日の中継終了後は、多少暗いムードだったのは否めません。冒頭でしゃべった「期待と不安が半々のスタジアム」。次の試合もどちらに転ぶか全く想像がつきません。

ホンロウ

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きのうは横浜スタジアムの「横浜×オリックス」の実況でした。試合前取材でオリックスベンチへ行くと、何か慌しい。というか、ちょっと軽くお怒りの方々が多い。

「藤江が登録されていないぞ」 そう、横浜の先発予想は藤江。オリックスのスコアラーも、前日のブルペンでの球数からしても藤江の確率が一番高いと踏んでいた。ところが、午後3時の登録締切時刻になっても藤江の名前がなかったのだ。

もちろんミーティングは、藤江をメインにしつつも、可能性のある小山田、吉見(実際は吉見だった)についても行っていたので大勢に影響はないのだが、それ以上にオリックスサイドの反感を買ったのは、横浜もオリックスもともに厳しいチーム状況にもかかわらず、横浜が正々堂々と戦いに挑んでこなかったという点だった。つまりそこまで幻惑する状況なのか、と。

もちろん取材陣の我々も幻惑されまくった。きのうのこの試合は、オンエア的には僕が放送したTBSニュースバード(TVKネット)だけだが、TBSもニッポン放送もラジオの裏送り(試合経過をスタジオに知らせる)があり、ニッポン放送の煙山アナらと「じゃぁ誰が来るのか」と、ちょっとだけこちらも慌しくなった。

僕ももちろん藤江で資料を作ってきたので、小山田と吉見の今季データや対戦を17時くらいからとりあえずメモして放送に臨んだ。パ・リーグ慣れしていた4,5年前だと、こういう事態はかなり慌てていたのだけど、小山田も吉見もどんな投球をする投手かわかっているし、ここ数年の彼らの流れもわかっていたのでノープロブレムではあった。でも先発投手不足の中、こういうことをやられるとホント困る・・・

幻惑といえば、今日のスコアボード。6回表にオリックスが1点を勝越して3-2としたのだが、そのイニングが終って、CM前のキューワード(得点)を言おうとして目が点になった。この回3点、トータル5-2と表示されているのだ。

最後は確かにランナーがホームに戻ってきたが、一塁フォースアウトだから、点が入っているわけないし、もし入ったとしても、3点ではなく2点だろうし、いったいいつの間に3点も入ったんだ!! 僕の頭は混乱して、得点を言ったらまずいと思って、「オリックスが3点を入れて5対??(ここでスコアボードの表示間違いに気づく)、・・・、オリックスがリードしたこの7回表でした」とか言って、よくわからないコメントで締めることになってしまった。

実は、このあとスコアボードの表示は「3」から「2」に変わり、結局その裏の試合開始前に審判の合図で「1」に戻った。一体、きのうの担当者は何を見ていたのだろう。

スコアボードが故障して得点やボールカウントが出なくなるときがたまにあります。あれはアナウンサー(特にラジオのアナウンサー)にとっては、もっともあって欲しくないハプニングです。僕もラジオでやっているときに一度だけ経験がありますが、隣のスコアラーやディレクターが優秀でないとしっちゃかめっちゃかの放送になってしまいます。こういうことを経験するとスコアボードのありがたさを身に染みて感じて、今回のこうした間違いも人間だからしょうがないですよね、という気持ちになってきます。

ということできのうは、色々翻弄されつつも、試合内容としては楽しめた試合だったので良しとしましょう。もちろん横浜の連敗地獄は早く脱出してもらわないといけませんが・・・

 

 

放送席、放送席~

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今日は僕の住む千葉県は「県民の日」だそうで、近所のショッピングタウンも子供がやたら多かった。いつも日にちを覚えようと思うんだけど、小さい頃から肌で覚えないとこれは忘れるな。10/1「都民の日」だけは、今でもしっかりおぼえているんだけど・・・

★★★

「放送席、放送席~」で始まるヒーローインタヴュー。最近は球場に来ているお客さん向けのイベントのような形になってますが、元は試合を中継している放送局がやっていたインタヴューを場内でも流すようにしたのが始まりです。

今はどの試合もCSが中継していることもあり、ヒーローインタヴューは当たり前になってますが、昔はすべての試合で行われてはいませんでした。すなわち、今もそうですが、試合が中継されていない場合はヒーローインタヴューもありません。

「放送席」と2回言うのは、音声さんがヒーローインタヴュアーのしゃべりだしがわからないと困るので、1回目の「放送席」をオンエアにはのらない自分のヘッドフォンで確認して、それからフェーダーをあげると「放送席」の2回目から放送にきれいにのっていくという昔からの決まりごとがあるからです。

ただ技術の発達だとか色々あるようで、今は別に2回言わなくてもいいと10年前くらいに言われました。もちろんかたくなにそれを守る人もいますけど。

さて、本題。

そんなわけで元々はヒーローインタヴューは『放送』のためにあるものなのです。『球場内の観客』のためのものではなくて。だからインタヴュアーはその日の放送で、実況と解説がした話しを踏まえて選手に問いかける内容を考えていくのが基本です。つまりそのインタヴューも含めて実況中継なんです。

しかし昨今、場内向けの意識のほうが強くなったことと(これは球場や球団側からも要請がある)、リポーター自体がヒーローインタヴューになったとたん「番組」の一員としての意識が薄れてしまうことで、単なるショーに成り下がっている気がします。

先日の土曜日に僕がNACK5で実況をした「西武×広島」。その日のヒーローはGG佐藤と帆足でしたが、帆足はいつもの淡々としたまじめな受け答え。しかしゴロアウトが多かったとか、要所を併殺で切り抜けたとか、投球内容については、一切触れずありきたりな質問だけ。

一方、GG佐藤に対しては、お決まりのセリフ「きもてぃぃ~」を何とか言ってもらおうと、何度粘ったか。今季始まる前に封印すると言っていたし、この日も「無期限休養中です」とやんわりと拒否していたが、結局「赤ちゃんバージョン」とやらで折り合いが付いた。

確かに場内も放送もそれなりに盛り上ったので、僕もそのやり取り自体には文句は全くないが、トークショーではないので、肝心の野球に対する質問もしっかりと欲しかった。

今季なかなか活躍できないでいたことに対してどんな気持ちでいたかとか、この日のチャンスメイクと本塁打についてとか、色々聞くことはあったはず。そういうものを引き出してこそ、そのあとの放送のエンディングが引き締まっていくと思う。

ヒーローインタヴューのショー化には、苦言を呈する放送関係者も少なくはない(特にあの土曜の西武ドームでは)。もちろん球場にいる人に対しても盛り上げないといけないのだが、やはり見た目ではなく内容で盛り上げていくのが本筋だと思った。

な~んてえらそうに書いていて、今気づいたのだが、明日は今季初のヒーローインタヴューの担当だった!!

ブラゼルの伝え方

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ひさびさの千葉マリンでした。地元ということもあるけど、ここへくるとホッとします。

さて今日は交流戦「ロッテ×阪神」実況でしたが、阪神ブラゼルの3試合連続本塁打はすごかったですねぇ。あの左打者のインコース低めの落ちるボール(ボール球)をライトスタンドへ運びました。

きのうの自打球3連発インサイド攻めのあと外よりの球をブラゼルが本塁打したことから、今日は小林宏之と里崎のバッテリーは徹底インサイド攻め。そして追いこんだあともさらにインサイドへ落としたところそれを打ったのです!!

ただ今日はそれだけでは終らない。

そのあとの打席で、今度はインコースにまた行くのか、外を使うのか、あるいは・・・。というなか、今度はバッテリーがうまい配球を見せてブラゼルを3球三振に切ったのです。

解説の黒木知宏さん(ジョニー)も、ブラゼルを迎える前、今度の打席は面白いですよ~。とそのあたりを盛り上げてくださり、僕も「黒木さんならこの場合どう攻めますか」という質問をふって、「外というより、インコースの高めの強いボールで打ち取りたい」という答えを引き出す。

そしてその黒木さんの読みどおり、まさにその球でブラゼルを料理したのでした。こういう読み合いの部分は本当、野球の醍醐味ですよね。

ゲームは竹原の代打勝越し2点タイムリー三塁打で、ロッテが勝ち1ヶ月ぶりの3連勝。小林宏之も今季一番とも言える安定した内容で今季初勝利。竹原のタイムリーの時、放送席はちょっとばたばたしていて、伝え方がやや薄くなってしまった(打った瞬間の実況ではなくその直前の解説へのフリなどなど)のが今日の反省点ですが、久々にしまった面白い試合でした。

ご結婚おめでとうございます

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アルペンスキーの皆川賢太郎選手とフリースタイルスキー・モーグルの上村愛子選手の結婚が発表されました。

02年からずっとアルペンスキーFISワールドカップの実況をしているので、僕の中ではやはり皆川選手がついに結婚かぁという方が、「上村愛子結婚!」より先に来ましたが、付き合っているという噂は昨シーズンくらいから伝わってはいました。

06年12月~07年3月にかけては、皆川選手が右ひざじん帯を怪我してしまい、レースに出られなくなってしまったこともあり、ゲスト解説として4,5回放送にも出てもらいました。

現役選手の解説はやはりすごく面白くて、世界各国の選手の特長とか、性格とか色々話してくれたことを思い出しますが、一番すごいと思ったのは、滑りの分析力とそれを言葉にする能力でした。普段からこういう見方でライバルたちを見て、自分の滑りに取り入れているのだろうなと思わせるほど頭がキレていました。

そのときのケガは2度目の大きなケガだったこともあり、1度目(02年)の時のような精神的に不安定になったときとは違い、かなり冷静に復帰までの青写真を描いていたのも印象的でした。

復帰した07/08シーズンはシード落ち、そして昨シーズンもワールドカップスタ-ティングリストの30位以内復活はなりませんでしたが、去年もあえてWカップのレースを1試合休んで、ヨーロッパカップでポイントを稼ぐなど、つねに先を見据えた戦いをしている皆川選手なら、2度目の復活はまた華々しくやってくれるでしょう。

でもプロポーズが、「東京タワーの見える場所」by日刊スポーツ というのも、皆川選手らしいなと思ったりしました。お幸せに、というか2010年バンクーバー五輪での2人そろっての活躍よろしく!

神宮球場バックネット裏2階席

20090609115741.jpg今週は、全日本大学野球選手権の中継に毎日かかわってます。東京や関西の主要な大学リーグ以外の所属チームにとっては、高校球児の甲子園のように神宮は憧れの場です。

一方、神宮球場の2階席というのは、実況アナウンサーにとっては修行の場です。

プロのアナウンサーを目指して、アマチュア・アナウンサーが神宮の2階席で、六大学や東都、そしてこの大学選手権など、実況の練習に励む姿が多く見られます。

僕もかつてはその一人でした。だからここに来ると、学生時代の頃のことを自然と思い出します。とんでもない実況をテープレコーダー片手に一生懸命やっていたあの時代。スコアボードや人工芝こそ変わりましたが、僕が大学当時と全く変わらない神宮。しばし初心に帰ることができます。

かつて色んな夢を描いていた自分。神宮の地で再び、思い起こし奮い立ちました。

大入り袋

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20090607172620.jpgナゴヤドームは大入り袋が出ました。今季僕がもらう初の袋ですが、まさかナゴヤドームでもらうとは!

そういえば去年は一度ももらえなかったし、おととしは横浜スタジアムでもらったなぁ。

これだけパ・リーグを中継をしていてなぜ??

ちなみに中身は100円也。

試合は西武の帆足が立ち上がりボールが高く、見方の守備のミスも重なり失点。これが重くのしかかりました。

中日も昨日山本昌が7回につかまったのをふまえてか、6回で川井を交代させ、平井を投入。8回浅尾、9回岩瀬は揺るぎないところですが、平井はまだそこまでの信頼はないであろう中、西武はそこを攻め切れませんでした。

それにしても今季の西武は守備の乱れも多いなぁ。ただ許銘傑が2イニングを抑えて見せたり、野上もきのうのミスを断ち切ったりと、中日に追加点を与えずに最後までいけたのはそれなりの評価はできるかなぁと思いました。

取材と愛情と

無事試合が行われました。今日の「横浜×西武」。試合はいきなり荒れましたね。横浜先発小林太志起用も驚きましたが、立ち上がりからボールが甘く、西武打線につかまってしまいました。

中島適時打のあとの中村の3ランはびっくり!レフト内川は一歩も動けないのはもちろん、フィールドの全ての守備位置についている選手が固まっていました。時間が止まったかのように・・・

ソフトバンク戦からつづけて横浜の試合を見てきたけど、本当に交流戦から先発が崩れることが多く、試合を自分たちのリズムで戦う形になっていません。

横浜は今日もまたこのままだな、と心の中では思いつつ、西武応援実況のNACK5ですから、その後は楽な展開にのっていくだけ。石井一久も5回の一死2,3塁のピンチで内川、村田を連続三振。ここが今日の試合のもう一つのポイントだったかもしれません。

しかし横浜も今日はまだあきらめている雰囲気を感じないなと思っていた矢先の8回に吉村の3ランが飛び出し1点差。これは正直驚きました!やるな、ベイスターズ。

これがTBSニュースバードの実況なら、一気に後続の打者に望みをかける実況をしますが、今日はNACK5ですので、意識して星野智樹の投球に注目。その星野が見事残りの2人を打ち取りました。

どっちをがんばれと言うかは、主語を投手に置くか、打者に置くかの違いだけ。それを放送する局とその試合の流れで臨機応変に変えていくわけですが、今回のように両チームとも普段から取材をしているチームの場合は、もう一方のチームに「申し訳ない」と思いつつしゃべっています。

試合後、NACK5の放送席のディレクターとは「冷や冷やだったけど栗山の一発は大きかったねぇ」そして隣のTBSニュースバードのブースに顔を出すとプロデューサーさんと「あと一歩だったんですけどね。でもなかなかタイムリーがいいところで出ませんね」などと会話をかわす。

実況アナからすると「どっちも勝ってシーズン終盤まで楽しませてくれるのが一番」なわけですが、ある一球団だけ担当している制作会社の方々と会話をするときは本当にそのチームの気持ちになってしまいます。

とはいっても、彼らが担当チームの熱狂的なファンということはまずなくて、取材をしていく中で、担当チームに愛情を深め(時には知りすぎて逆の場合もありますけど)、応援ではなく、人間として普通に感情が入っていきます。

僕だけでなく制作会社も年によって担当球団が変わります(今、横浜の試合を作っている会社の数人はおととしまで西武の中継をやっていました)が、そのたびに応援ではなく「とにかくしびれるような試合を中継したい。そのためには強くなって欲しい」という気持ちで中継をやっています。主に僕が担当している4球団にはとにかくクライマックスシリーズへ進出してもらいたいです。まだ先の話ですが・・・

雨・・・

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雨で「横浜×西武」の放送が無くなりました。

横浜の選手にとっては、良かったのかな?ちょっと休んで流れ変えないとね。一方、西武にとっては?

今日は、午後2時45分に中止が決まった後、横浜スタジアムでその後の取材。

渡辺監督は「中止になった試合を交流戦のあとの予備日にまわしたくないなぁ・・・。他のチームが試合が無くて休んでいる中、やるのもイヤだし、リーグ再開後のソフトバンク戦に向けて万全を期したいからなぁ。ローテも色々今考えているよ」

交流戦後半戦スタートの今日の時点で、リーグ再開後の初戦を見据える渡辺監督。リーグ再開初戦が交流戦絶好調のソフトバンクが相手ということで、リーグ後半戦の重要ゲームと位置づけているようにうかがえた。

今日試合があれば、おそらく石井一久が先発だったのだろうけど、明日はどうするか。順番なら帆足。岸も早まるなんて話も。また石井がスライドか。ともあれ、この中止試合がどこに試合が組み込まれるかで、また色々と変わってくるだろう。

さてこの雨。僕にとっては?

ラッキーな雨!!

NBAの昔の名場面の試合中継の仕事が立て続けに入っているのに、野球中継が続いた分、なかなかまとまって準備の時間が取れなかったのです。といっても、受験生が午前中は英語をやって、午後から2時間は古文をやってみたいに、福岡出張の最中も時間を区切って勉強していました。ただ英語のサイトを見たりしなきゃいけないんで、時間が倍かかる。そんなわけで、今日の中止で午後はまるまる思いっきりテレビ!?でなく、まるまるこの準備に充てられたのでかなりホッです。

まだまだツキはある・・・

そんなわけで・・・

先月末はスコットランドとローマに行っておりました。(5/24から4日分ブログをアップしてます)心配された新型インフルエンザも潜伏期間も過ぎたきのう以降も何もないのでひと安心。

帰国後は数日間の休養の後、福岡でソフトバンク×横浜の試合の実況でした。

ベイスターズ佐伯選手の1500安打は、打席に立つ前に触れておかなければいけなかったなぁ・・・。他の話(先発ホールトンの立ち上がり)を解説に振ってしまったばっかりに、そのことを言う前に打ってしまった。

しかしホームランだったので、まだ救われたかな!?多分この試合で打つとは思ってはいたけど、まさかホームランで決めるなんて、持っていますねぇ。

一方昨日はソフトバンク藤岡投手ががんばりました。ひょんなことでおととし一緒に焼肉を食いましたが、その年を含めここ2年はケガにも苦しめられました。

しかし今年キャンプで話した時に、かなり顔つきが変わっていたのにびっくりしました。『今年にかける気持ちの表れです』とその時は語ってましたが、オープン戦の途中から昇格し、その後2軍スタートにはなったものの、4月末から一軍に上がってからのピッチングを見ているとルーキーイヤーのストレートのキレが戻っている印象でした。

中継ぎでも再び活躍しそうな雰囲気は感じていましたが、先発ローテにたまたま入ることになり、そこでも自信に溢れた投球。中継ぎを中心にやっていた投手が先発になったと思えない、先発らしい投球でした。

ソフトバンクにとっては和田と大隣が突然の離脱にはなりましたが、今後においても本当に大きな先発投手の誕生です。

さて明日はTBSニュースバードで「横浜ベイスターズ×西武ライオンズ」の実況です。ベイスターズ戦は3試合続けてになりますが、この2試合はまた元気のなさが出てしまいました。ぜひ本拠地に戻って流れを変えるような試合を見せてもらいたいものです。