2009年11月アーカイブ

鼻血が出そうなほどでした

きのうは平塚で「湘南×草津」の熱い一戦をスカパーで実況しました。

前日の甲府の結果次第で、湘南のJ1昇格のかかった試合になるはずでしたが、

やはり、甲府が頑張りましたので、湘南にとっては単純に落としたらやばいという一戦に。

昇格のかかった試合はそりゃもちろんしゃべりたいけど、

今年はそういう試合には当たらない、または担当できたとしても望む方向にはならない、

実況における「厄年」なので、まったく期待はしてませんでした。

セルティックも優勝させることができなかったし、

ソフトバンクもプレーオフに進出させられなかった・・・

優勝も昇格もしゃべったことがなければ悔しいけど、経験済みだとそこまでは残念には感じません。

それより今季は「いい試合」に当る確率は高い年です。

確か2年前は、つまらない試合ばかり実況する年だったので、その年のことを思うとしゃべっていても楽しい。


そして「湘南×草津」も、まさにそういう試合に。

湘南は昇格に向けてモチベーションは高まっているけれど、

草津もスタメンに戦力外の選手4人が出場し、その「気持ち」をぶつけた試合になった。

試合のハイライトはなんと言っても、草津のGK本田のファインセーブだろう。

前半の早い段階で湘南がPK獲得。

これを決めたら試合の流れは完全に湘南という展開。

ところが来日してからPKを外したことがないという湘南アジエルのPKを完全ストップ。

また草津は、後半も運動量が落ちずに、

高田と都倉の後ろのスペースから山崎渡が果敢に飛び出し狙っていた。

2人とも来季は草津でプレーはできない。

この試合でのそういった立場での選手の気迫は目を見張るものがあった。

湘南の昇格への思いも当然強いが、それを上回るほどのものだったと言ってもいい。

得点ランク2位につける草津・戸倉のプレーは、久々に生で見たが、

あのポストプレー、トラップ、キープ力は正直驚いた。

湘南のDF陣も翻弄されていた。


今季10回もある湘南の89分のゴール。

この試合も最後は見られておかしくなかった。

しかし解説の都並さんもおっしゃっていたように、

今日の草津には、それまでやられたチームのように、

この時間帯になって「受けてしまう」という気持ちはまったくない。

だから今までのようには行かないだろう、と。

まさにそのとおり、試合はスコアレスドローに終った。


試合後の反町監督は、「最終節まで昇格争いができることに感謝しています」と前向きに話しをした。

放送とか新聞とかはどうしても、最後までもつれこんでしまった、という言い方をしてしまうが、

※もちろんこの試合の前から最終節で決着ということは決まっていたが

湘南にとっては、最終節自分たちの力で昇格を手中に収めることができる立場にいることを感謝したい、というところだろうか。

かつてJ1にいたチームで10年間もJ2でくすぶってきたチームは他にはない。

(もちろん今後出てきそうなチームもありますけど・・・)

他のチームにはない昇格への重みが「湘南」にはある。

車検

今日は、深夜からアルペンスキーの中継です。

ダウンヒル開幕戦@カナダ・レイクルイーズです。

深夜から早朝の中継ということと、翌日午後からJ2湘南戦ということで都内のホテルに宿泊です。

 

でっ、その前に今日は車を車検に出してきました。

ディーラーに行くと、いつもより丁寧な応対で「あれ、何かあったの?」という感じでした。

コーヒーを持ってきてくれた女性からして、ものすごく丁寧な言葉遣い。

 

予約をしたときに代車が用意できないとのことだったので、

しょうがない・・・、荷物持って15分歩くか(そのディーラーから駅までは遠いんです)と

覚悟して行ったのだけど、「駅までお送りしましょうか」だって。

3年前からお世話になっているけどこんなのは初めて。

 

実は以前そのディーラーからアンケートが送られてきて、

受付の対応のまずさを書いたことがあった。

そうしたら次に行ったときに改善されていた。

企業努力?というには情けないレベルだが、指摘したことが反映されたと思うと気持ちいい。

 

でも、それなりの外車のディーラーなんだから初めからきちっとしてほしいと思うほうがまだ強いかな。

ボルフスブルクはグループステージ突破の確率を自ら低くしてしまった。さらに神様も味方してくれなかったのか、次対戦のマンチェスターUtdが恐らく本気度を高めて戦ってくる。

26日は26:15からスカパーにて、
CL「CSKAモスクワ×ボルフスブルク」を実況。

2位ボルフスブルク  勝ち点 7
3位CSKAモスクワ 勝ち点 4

ボルフスブルクは引き分け以上でグループステージ突破
CSKAモスクワは勝てば、最終節へ可能性を残す。

そんな状況で始まったこの試合。

前半19分、長谷部からマルティンスがパスを受け、反転しながらジェコへスルーパス。ボルフスブルクが先制。この1点でかなり楽になったボルフスブルク。

そのまま前半は1-0で終るのだが、今季なかなかないくらいの守備の落ち着きをボルフスブルクは見せ、逆にCSKAは勝つためには点取らなければいけないのだが、点を取る意識が薄く、右サイドのキーマン、セルビア代表のクラシッチが独力で打開するのみだった。

この守備の安定は長谷部がもたらしていたと言っても過言ではない。任された右サイドでは、攻撃的なSBとサイドハーフを分断し、中央から左サイドまでも出張して、守備にまわっていた。

もし後半にCSKAがあわよくば1点を取り追いついたとしても、前半の流れからいえば、ボルフスブルクのベスト16入りは固かっただろう。付け加えれば、CSKAモスクワは後半に一人もメンバーを変えてこなかったわけだし。

ところが!!

後半の初めから、CSKAは前半に使えなかった左サイドを活用してくる。左SBのシェンニコフがいきなり高い位置を取り始め、長谷部と対峙する前にうまくボールを預け、自らもさらに攻めあがっていく。

この対応をボルフスブルクがする間に、今度はサイドチェンジを使って、右のクラシッチ、さらに右サイドのAベレズツキも攻撃に参加し、守備陣を揺さぶり始める。

正直、ブンデスでも失点数がワースト4のボルフスブルクにとっては、この揺さぶられ方はそうとう厳しかった。

53分、追加点になるはずだったマルティンスのゴールがオフサイドで惜しくも取り消されたとはいえ、58分ネチィトの同点ヘッド、62分ジャゴエフの逆転ミドルは必然だったともいえるだろう。

これで勝ち点7で並んだ両チーム。

当該の得失点差でボルフスブルクのほうが有利とはいえ、最終6節、ボルフスブルクはマンチェスターUtdとホームで、CSKAモスクワはアウェーでベシクタシュと対戦が組まれている。

ボルフスブルクは勝てば他会場の動向に関係なくグループステージ突破が決まるのだが、相手はマンチェスターUtdだ。しかも、運の悪いことに(ポジティブに考えれば1位通過の芽が出てきたのでいいことかもしれないが・・)、この日の試合でマンチェスターUtdはベシクタシュに敗れ、グループ1位通過確定をさせることが出来なかった。

次節マンUが1位通過のためには引き分け以上、または負けるならば0-1の場合のみが条件となる。つまり、マンUも本気度がかなり高い状態で最終節を戦うことになった。

ただ精神的には有利のCSKAも、ベシクタシュに3位=ヨーロッパリーグ参戦の芽が残っていることと、トルコの独特のスタジアムの雰囲気を考えるとどう転んでもおかしくない。

期せずして大変な盛り上がりを見せることになったB組のグループステージ最終節。今からドキドキです。

チャンピオンズリーグ第5節「レンジャーズ×シュトゥットガルト」をスカパーで中継。


失敗した~!


珍しく最初3バックでスタートしたレンジャーズ。


しっかりとフォーメーションを伝える前にシュトゥットガルトの攻勢が強まってしまい、右サイドのフレブを基点にルディの先制ゴールが決まった


この失点のあと、レンジャーズのウォルター・スミス監督は、3バックの右に入っていたマッカロークをアンカーの位置にあげる4-1-2-3の形に修正したのだが、この変化を即座に伝えることができなかった。


遅まきながらハーフタイムのフォーメーション確認で触れはしたのだが、やはり「生」で伝えないと・・・。反省。


前半のレンジャーズの反撃の雰囲気はスコットランドらしくて楽しかったが、後半のスタジアムは「サイレント」状態。あれだけ席を立つお客さんがいるなんて、そこまで経験はない。


逆にシュトゥットガルトは、やっと得点が取れた。しかも2得点。国内での巻き返しのきっかけになるといいですが。フレブとクズマノビッチがいい動きを見せていました。

週末試合感想文

試合の感想文です。読むほどのものでもないですが・・

どちらかというと自分の備忘録!?

 

週末の試合から2試合。

 

インターナショナルウィーク明けのバイエルンは首位レバークーゼンと対戦して引き分け。

浮上のきっかけはまたしてもつかめなかった。

特に前半は攻撃のちぐはぐさが残っていた。

後半の開始から10分過ぎまでは、

右サイドのトマス・ミュラーが持つ間にFWクローゼとゴメスがDFを引きつけ、

その後ろの空いたスペースにティモシュクやファンボメルが飛び込むプレーもあったが、

全体としては凡庸。

ファンハール監督の試合後のコメントにもあった「守備も危なっかしい」ところがいくつかあり、

レバークーゼンのカウンターの餌食になるところだった。

終盤、トップ下に入ったバウムヨハンからのゴメスのヒールキックのシュートは一番の見せ場だったが、最後までドイツ代表GKアドラーに阻まれた。

チャンスで決めきれない部分もあるが、それだけじゃない。

レバークーゼンのほうが、前半だけではあったが、

スピーディーでダイレクトなパス回しでバイエルンを翻弄していた。

普通のチームの普通の攻撃にしか見えないところが、今季のバイエルンだ。

ただゴメスが9/2以来久々にゴールを決めたことだけはうれしいニュースだろう。

 

インテルはボローニャと対戦。3-1で楽勝。

エトオは後半からの出場でミッドウィークのCLバルセロナ戦を見据えたスタメンになった。

バロテッリの技術ももちろん高いが、

ミリートとエトオのコンビのほうが何か攻撃がスムーズで鋭さがあった。

試合の見せ場は71分のカンビアッソ。

ハーフウェイ付近でスローインを受けてから、右前方のミリートへロングスルーパス。

ミリートがそのままPエリアに入り、DF2人の狭い中を折り返すと、

なんと!カンビアッソがロングランをしてゴール前に姿を見せ、

DFをかわしつつだめ押しの3点目のシュートを決めてしまった。

特に後半は、エトオが入り攻撃にリズムと言っても、

緩急の「緩」の時間が長く、ややまったりムードではあったが、

「やるときはやります」という感じだった。

W杯プレーオフ2ndレグ~ボスニア目線

2日前に見た試合ですけど、書いてなかったので。

ボスニア・ヘルツェゴビナ負けました。

旧ユーゴスラビア連邦崩壊後、独立国として初のW杯出場はあと一歩でした。

ポルトガルは決して強い印象はそこまで受けなかったけど、

チームとしてはボスニアよりやはり強かったなぁ。

オシム元日本代表監督も現地の放送に出演していたようです。

そのオシムさんが試合前の新聞で、

「チームにピアニッチ(リヨン)が加われば、ポルトガルは少し頭を働かせねばならない」と

語っていたとおり、ブラチェビッチ監督はピアニッチをスタメン起用。

しかし1stレグで、ペペに押さえ込まれた司令塔ミシモビッチはスタメンどころかスタンド観戦。

故障だったようです。

この2人が同時スタメンだったら、スペクタクルな攻撃も期待できたのだけどな。

逆に守備的な選手3人の出場停止がより目に付いてしまいました。

ただすこしもやのかかったあのスタジアムの雰囲気はさすがプレーオフ。

しかも初出場のかかった試合という感じでした。

また試合後の国民の落胆の姿も印象的でした。

あるいは暴動でも?とおもったけど、そういう国民ではないのかな。

やはりW杯は厳しいものだとみんな感じていたのかな。

しかしこの試合のジェコはまたスゴかった。負けたけど記憶に残りました。

ますば次の欧州選手権予選に注目です。
 

誕生日に思ふこと

今日、38歳になりました。

でもいつもと変わらぬ日常を過ごしています。

ランニングしてサッカーのDVD見て息子とポケモンカードして・・・

本当、誕生日のわくわくは子供の頃とは比べ物にならない。

そういえば、ポケモンカードには僕のほうがはまっている向きもあり、

きのうは公式ページにてコンピューターと対戦してしまった。

もちろん勝ったけど。

あと誕生日にはいつもある人からメールが来る。

@ニフティから・・・

誕生日と元日と入会○周年に律儀に送ってくる。

この中で一番うれしいのは、「誕生日」ではなく「入会記念日」だ。

なぜなら「あなたが○○年○月○日に入会してから丸○年です」と知らせてくれるから。

これを見ると、あぁボーナスで当時(96年)45万くらいのノートパソコンを買ってPC始めたなぁ~

などと昔を思い出す。

時折プロバイダを変えようかなとも思うけど、

メルアドのこともあるのでニフティさんとは一生離れられないだろうな。

 

 

 

他国の実況はいかに

2010W杯予選PO「ポルトガル×ボスニア・ヘルツェゴビナ」を今日は見てました。

フィーゴやコウトら黄金世代も駆けつけてましたな。

クリスティアーノ・ロナウドは、本当に黒魔術なのだろうか?事前の報道通り欠場です。

以前日刊スポーツに載っていた本当かうそかわからない噂。

ロナウドを欠場させるため、日本風に言えば、わら人形を打ち付けている人がいるらしい。

試合は終盤、ボスニアの猛攻で同点の可能性もあったが、ポルトガルが逃げ切った。

ボスニアは攻撃については機能という言葉はふさわしくないが、

ジェコとイビシェビッチのコンビは持つと脅威を与えていた。

あとリヨン所属のピアニッチのロングパスも「もう少し!」ってチャンスを作っていたな。

2ndレグも楽しみです。

さて、プレーオフがらみでもうひとつ。

ニュージーランドがバーレーンを破って、7大会ぶり2度目のW杯出場を決めましたが、

この試合ではないけど、こんな動画が今話題です。

バーレーンの実況アナはこんな感じです。

笑い転げました。

 

七五三

DSC00139.JPGまずは、じゃーん!!

こんな写真載せるなという声が聞こえてきそうですが、

先日ご報告した耳の内出血です。

3日経った今もまで黒ずんでます。

耳の穴が2つありますが、その上です。

 

 

DSC00078.JPG

さて本日は息子の七五三で神社参拝。

午前中までの大変な雨もお参りの頃には、

止んでくれました。

実は最近、「神社めぐり」がマイブームです。

いや正確には、色んな不安に対して「神頼み」に

行っているのが実情かもしれません。

出先で神社を見かけるとふらっ~と足を運び、

お賽銭100円を投げ入れてます。

 

 

 

 

 

今週の報告

今日、再びベッドから転落しました・・・

しかも今度はベッド横のサイドボードに耳を打ちつけ内出血、

膝のお皿が床に叩きつけられ、さらに首が寝違いのような状態になってしまいました。

とはいえ、心配するほどのものではありません。

それより、この年になるまで一度もベッドから落ちるなんてことはなかったのに、

この1ヶ月で2度も!何かが変わってきている。年齢か?精神的なものか?

 

さて、今週末の海外サッカーは代表ウィーク=W杯予選プレーオフで各国リーグはお休み。

そんなこともあり、余裕をぶっこいて先週末のリーグ戦を今頃チェックしております。

実際は、外に出る機会が今週は多くて、1日ひと試合ずつしか見られなかっただけなんだけど。

 

火曜は「ホッフェンハイム×ボルフスブルク」

前後半で全く逆のチームでした。前半だけ見るとホッフェンハイムのサッカーはなかなか面白かった。

ボスニア代表のサリホビッチとイビシェビッチに、

最近ブラジル代表に初召集されたキープ力あるエドゥアルドがからみ、

さらにサイドバックも含め分厚い攻撃。見ごたえありました。

逆にボルフスブルクは後半ジェコにボールが収まり始め、すぐに同点と出来たのも大きかった。

前半からするとよく逆転できたような勝ち方だった。

しかし久々スタメン起用のグラフィッチはあまり良いところがなかったのは気がかり。

 

水曜は「バイエルン×シャルケ」

いつもどおりのバイエルンでした。支配率も上回り、チャンスも多く作るけど、点が取れない。

スポーツナビのニュースで

「ボールポゼッションでは優位に立つものの、攻撃の奥行き、決定力不足をこの試合でも露呈。」

とあったが、そう、『奥行き』が全く感じられないんだよなぁ。

左SBにバドシュトゥーバーの起用も驚いた。まだファンハール監督は左SBに悩みを抱えているな。

試合後の情報によると、ルカ・トーニは前半だけで交代させられたあと、

怒って試合中にスタジアムを後にしたそうな。

さらにラームも当日の新聞にクラブ批判のコメントが掲載され、のちに罰金を科されるなど、

試合以外の騒動も勃発し始めている。

でも、後半から入ったロッベンはキレキレだったよな。早く90分出来ることを期待したい。

同時にこの前まで状態が良くドイツ代表にも初召集されたトマス・ミュラーが、

このシャルケ戦はあまり目立たなかったのは残念。

ちなみに試合はセットプレーでバイエルンが先制も、

前半43分にマティプという新鋭に初得点を決められ引き分けだった。

 

今日、木曜は「インテル×ローマ」

事前の情報で「凡戦」と聞いてから見たので、まだ退屈はしなかったが、

特に後半は期待とは裏腹だった。

後半からモウリーニョ監督は、ビエラに代えスネイデル、ムンタリに代えバロテッリ、

さらに64分にはモッタに代えカンビアッソと、

過密日程によるローテーションでスタメンを外していたメンバーを次々に投入。

後半開始こそすぐにそれが結実してエトオがゴールを決め同点とするが、その後はトーンダウン。

ただ「凡戦」という先入観からすれば、

後半嵩にかかって攻めそうな雰囲気が一瞬でも見られたのでよしとしよう。

直前の週半ばに行われたCLディナモキエフ戦の驚きの試合の疲れが心身ともに出た試合だった。

車椅子バスケ女子日本選手権

きのうは神戸で車椅子バスケット女子日本選手権の決勝の中継(Byスカパー!)でした。

昨年の決勝と同カード「ブリリアントキャッツ×カクテル」

昨年はわずか1点の接戦でブリリアントキャッツがカクテルの3連覇を阻止。

しかし今年はカクテルがリベンジしました。しかも53-28と大差で。

 

通常、去年と同じ対戦となると、因縁のとか王者に立ち向かうとか、

互いの火花が激しく散るものですが、今年は両チームの置かれた立場がだいぶ違っていました。

 

準決勝後の両監督の取材では、どちらが昨年の優勝チームかわからない発言が。

ディフェンディングチャンピオンのキャッツ大島HCは「決勝に行く実感がわかない。

去年は決勝見据えてやってきたけど、今年はとにかく1試合1試合」

 

一方、カクテルの杉村HCは「リベンジやけど王道で行きます」と、

準決勝でのディフェンスにも100点をつけるなど相当の手ごたえを感じているようでした。

「王道」というのは、完璧なバスケットを展開するという意味に捉えましたが、

その時点でチャレンジャーではなく、「王者」の自信でした。

 

キャッツの大島HCが今回声高らかに「連覇」と宣言できなかったのには理由があります。

昨季の優勝に貢献した日本代表の高林,吉田という

ローポインター(障害度の高い選手)2人が今年のメンバーにいなかったからです。

2人の穴は大きすぎました。

しかも吉田選手は2年間在籍したキャッツからもともといたカクテルに戻ったというのも、

戦力的なダメージとしては大きかったと思います。

 

カクテルは持ち点2.5の主力、畑野が出産と育児の休暇で戦力にはなれませんでした。

しかも2.5のバックアッパーが不在ということもあり、

1.0の持ち点の選手3人で臨まないといけない車椅子バスケとしては変則な戦いでした。

しかし吉田の加入により、ハイレベルな1.0プレイヤー3人がそろい、

しかも急遽の負傷離脱ではなかったこともあり、

半年間じっくりとこの形での戦いを完成形に持っていくことができました。

 

試合は、カクテルがまさに「王道」を行くバスケット。

特にディフェンス面において相手をまったく自由にさせず、

キャッツはパスがつながらない、シュートをノーマークで打てないなど、混乱に陥っていました。

攻撃も早いパス回しで、1.0プレイヤーもかなり動き回り、ノーマークばかり出来上がっていました。

 

去年から北京パラリンピックも含め、数多くの試合を見てきましたが、

ここまで攻守の切り替えが早く、息をつかせぬ車椅子バスケットを見たのは初めてでした。

試合中は「車椅子」など目に入らないくらい、

「車椅子」に乗って彼女たちがプレイしていることを忘れていました。

確実に毎年レベルが上がっていることを実感した昨日の決勝戦でした。

ぜひ無料放送ですのでSkyPerfecTV!で一度ご視聴を!

ロベリー

神戸にやってきました。

が、今日は外に出るでもなく(仕事自体は明日からで今日は移動日)、

チャンピオンズリーグが週末あったので、自分の実況した試合以外で見ておかないといけない試合をホテルで見ております。

今見終わった「バイエルン×ボルドー」

2-0でボルドーが勝ち10年ぶりの1次リーグ突破というのはニュースで聞いてはいたけど、こんなにバイエルンが押すペースで2-0だったとは・・・

解説の鈴木良平さんもおっしゃっていたように「スタッツは今のバイエルンを反映しない」

まさにおっしゃるとおり。

バイエルンのシュート16(8)に対し、ボルドーは7(2)。※( )内は枠内シュート

ポゼッションも前者が60%で後者が40%。

バイエルンは後半、ロッベンが入ってかなり流れが変わりました。ルカ・トーニも頭でうまく落とし前線の起点になり、シュバインシュタイガーらもいい距離感でプレーできるようになっていました。

ルイス・ファン・ハール監督の試合後のコメントのひとつ

「この試合では、我々に運がなかった。ボルドーにハンドがあり、ペナルティが与えられるべきだった。これらは試合を決する要素になり得るんだ。運がなかったが、チームは十分ではなかった」

そう、攻撃はかなりしていたが、後半のいい流れも徐々にボルドーに対応され始め、途中からはチャンスと呼べるようなシュートはなくなっていった。

一方、前半32分のシュバインシュタイガーの見事なFKからの2次攻撃で、クローゼの放ったこぼれだまシュートが相手選手の手に当たり、その後クリアされたあのシーンは、審判が見ていなかった「不運」だった。その直後にセットプレーで先制点を許した。

しかし90分を見れば、試合はやはりバイエルンが支配していたのだから、「運」では片付けられない。

今季のバイエルンは数字上は攻撃をしているが、見ている限りでは「すごい」「怖い」とかそういうものをまったく感じられない。(この前のカップ戦は別にしてね)ボルドー戦は好調のトマス・ミュラーが出場停止だったとはいえ、いてもそこまで変わらなかったかも。やはり、ロッベン+リベリーの「ロベリー」が揃うのを待たないといけないのだろうか。

4-3-2-1、早いクリスマス

「セビージャ×シュトゥットガルト」をまたまた早朝スカパーにて実況してきました。

今日は睡眠は4+0=4

帰ってきてからは珍しく眠らず。

セビージャは今日の試合に関しては、そこまで持ち味を出したとは言いきれない部分もありましたが、勝ち点1=引き分けで早くも決勝ラウンド進出を決めました。

問題はシュトゥットガルト。

後半にクズマノビッチのミドルで同点に追いついたのは救いでしたが、ブンデスリーガ前節のバイエルン戦からやっている4-3-2-1、いわゆるクリスマスツリーの形は機能していませんでした。

しかし後半開始から、右SBハリド・ブラルーズと右MFヒルベルトに代えてチェロッティとルディという20歳前後の活きのいい若手を投入してから流れが変わっていきました。さらにFWシーベルを入れてからは、中盤をダイヤモンドに戻したようにも見え、フレブもトップ下で多少ですが生き始めました。

放送でも話しましたが、この1ヶ月、シュトゥットガルトのバッベル監督は中盤から前線のフォーメーションを色々いじっています。フレブをどう生かそうか悩んでいるようにも見受けられます。

特に先日のバイエルン戦の4-3-2-1は、テレビで見ていて本当に驚きました。一度試合を見終わってから、もう一度確認したくらいでした。

ただその苦悩はこの試合を見る限りでは、今後もまだ続くかなという印象です。果たして、次のレンジャーズ戦の時にはどのように変わっているでしょうか。

グループGは、シュトゥットガルトとルーマニアのウルジチェニ、スコットランドのレンジャーズの3チームが残りひとつのイスを争うことになりました。

さて、週末はJリーグに行きたいところですが、去年から担当させていただいているスカパー!の「車椅子バスケットボール~女子日本選手権」の生中継で神戸へ行ってまいります(明日から旅立ちま~す)。

2+3=5?

このタイトル、今日の僕の睡眠時間です。先ほど11時30分に起床しました。

昨夜は、2時間ほど睡眠をとってから、午前2時15分に家を出発し、CL「ベシクタシュ×ボルフスブルク」の実況に臨みました。

帰宅後再び寝たのですが、果たして、本当に5時間の睡眠時間になったのでしょうか?

 

さて、

 

ベシクタシュは負けたらグループステージ敗退が決定。ボルフスブルクも負けると、次以降の試合は一変して不利になってしまうとあって、どちらにとっても大事な試合でした。

結果は、0-3でアウェーのボルフスブルクの勝利に終りましたが、あまりにベシクタシュがふがいなかった。

ベシクタシュは直前のリーグ戦で、正GKリュシュトゥ・レチベル、MFファビアン・エルンスト、FWニハト・カフベジらが負傷して大幅なメンバー変更を余儀なくされたとはいえ、ホームだからこそもっともっと気持ちを出して欲しかった。

放送では確実性がなかったので触れなかったが、試合終了後のあの拍手は、やはりベシクタシュサポーターがボルフスブルクの選手に送ったものだったようだ。試合終了直後こそブーイニングも浴びせたが、あきれて怒る気にもなれなかったというところか。

代わって出ていたGKハカン・アルカンの序盤からの不安定なキャッチングが、フィールドプレーヤーにも動揺を招いていたはずだ。加えて、第3節で攻守に効いていたエルンスト不在も大きかったと思う。ロドリゴ・タバタも何を意図して動いているのかわかりづらかったし、各ポジションの重要な選手が欠けてしまったのが不運だった。

一方のボルフスブルクは、結果ほど内容が伴っていたとは言いがたかった。終始ゲームを支配していたし、決して悪いとは言わないが、一点先制したあとから徐々に守りを意識してペースダウンしたり、後半開始から長谷部を下げて右SBのペカリークを投入して、逃げ切りの意図を丸出しにしてみたり、弱腰の姿勢はドイツチャンピオンにはふさわしくないのではなかろうか。

考えてみれば、先制した場合はいつもこんな感じだ。それもしっかりとした守りならばまだいいが、決してそうとも言いがたい。逆にCL3節のように点が取れないと、選手交代など含め一気に行き詰ってしまう。最近、引き分けが続いていたのもこの辺があるだろう。

前節マインツ戦だって、2点とって追いつかれたのは、気の緩みでセットプレーやオフサイドかけきれずの失点。後半は一気に押し込まれていたが、そんな中でたまたま一点取れたが、再び逃げ切れず。

長谷部は第3節に続いて前半の走った距離はチームトップだったが、攻撃が多かったわりには効果的な絡みは一度もなかった。後半、右SBのリーターが右MFにあがり右SBペカリクという、去年の後半戦の形。右MFは色々と試している印象が今季はあったが、リーターがここをやり始めると長谷部はかなり状況的に苦しくなってきてしまうかもしれない。今日は、試合の流れ的にももっと攻撃にも絡んでもらいたかったのだが・・・

明日は、「シュトゥットガルト×セビージャ」の試合を実況します。

攻撃は面白くなってきたんじゃないか

チャンピオンズリーグ第4節が迫ってきました。

先日行われたブンデス11節「ボルフスブルク×マインツ」をテレビで見てました。

この試合では前節に続きグラフィッチは欠場で、2トップはジェコとマルティンス。

9節ボルシアMG戦で初めてスタメンで起用されたこのコンビ。

このときはあまりに2人の距離感も悪く、中盤の選手を含めてもマルティンスは蚊帳の外だった。

そのあと僕が実況したCL3節セビージャ戦ではジェコ,グラフィッチに戻ったが、その後グラフィッチはブラジルへリフレッシュと称して返され、10節ヘルタベルリン戦はまたジェコとマルティンス。

ヘルタ戦は全体の攻撃のリズムが悪く、後半マルティンスが下がってボールを受けるなど、彼が生きるような全体の形にはならなかった。結果スコアレスドロー。

ところが、今節のマインツ戦は前半30分までに限っていえば最高の攻撃ができた。

マルティンスが2得点を前半20分までに挙げたが、ミシモビッチとの、またはジェコとの関係がすこぶる良かった。

特にミシモビッチは久々にボールによく絡み、前線のジェコをおとりにマルティンスの抜け出しに対して効果的なパスを何本も送っていた。

ついにマルティンスとチームがかみ合いだした印象を受けた。

ところが、その後2失点で前半のうちに追いつかれ、後半も流れが悪い中でミシモビッチが勝越し点を奪うも、残り5分というところでまた同点ゴールを決められてしまった。

最近は、攻撃をしても単調だったり、得点になかなか結びつかないということが多かったが、今回はその逆。攻・守がなかなかかみ合わない。

しかしグラフィッチが去年のような輝きを見せられていない中で、マルティンスがかみ合ってきたということを前向きに捉えたい試合であった。

チャンピオンズリーグ第4節セビージャ戦はいよいよ明日(3日深夜)です。

今季初ラグビー

20091101081829.jpgFW平均体重20キロ差!!

きょうテレビ埼玉で中継した高校ラグビー「正智深谷×所沢北」の試合。

総重量でなく平均ですよ。正智深谷>所沢北。

さすがにスクラムは、組んだ途端にあっけなくずるずると下がってしまっていた。

それでも前後半通じて、キックなどを使いかなり相手陣内でゲームを進めることができた所沢北。攻撃はなかなかうまく行かなかったけど、相手をなんとかタックルで止めたり、ミスを誘ったりとしのぐ姿が印象的だった。

特に後半は何度か、苦しいスクラムにおけるいい球出しも見られ、修正を施した上で、最後まで気持ちを折ることなくプレーしていた姿に熱くなった。

ラグビーはなかなか番狂わせのないスポーツ。同時に残り時間と点差の関係もあり、終盤は気持ちが折れることもあるんじゃないかと普通は思う。

しかし、この試合を初め、勝つには難しい時間帯に入っても、1TRYでも返そうという気持ちがラグビーには特によく見られる。他のスポーツに比べそういった割合を多く感じているのは、僕だけだろうか。